前を向くために Part3

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人生、前向きに生きたいもの。でも、何かと後ろ向きになりがちな自分がいるのです。前向きに生きるには、まず前を向かなければなりませぬ。じゃあ前を向くためにはどうしたらいいの?と日々悩んどります。これはその記録の一部です。

嫌な予感がするのだが

どうも韓国の動きがおかしいんですが。反日態度にトーンダウンが感じられる気がするのは、気のせいでしょうかね。もしそうだとすれば、それは目的があってのことであるのは当然です。こういうとき、韓国は必ず日本に『たかって』くるんですよね。わかりやすく言うと、お金が欲しいと言ってくるということですよ。

私が『あれ? おかしい』と感じたことの一つ目は、韓国政府が、南スーダンでの銃弾の要請は、現地が本国に連絡をせずに直接日本の自衛隊に要請していたことを認めたときです。


南スーダン銃弾提供「韓国部隊長が自衛隊に要請」

こんな恥ずかしいことをわざわざ明らかにするなんて、何かおかしい。これがどのくらい恥ずかしいことかと言うと、まず恨みがある日本に支援を要請したことは国内世論的にもちろんものすごく恥ずかしいことですけど、それ以上に、国際的に恥ずかしいのは、『銃弾が不足した』それも『緊急に』必要としていたということです。これは本来、軍隊においてはあってはならないことなのです。もし日本の自衛隊がそこにいなかったとしたらどうでしょう? 韓国の部隊は、銃弾が足りないために、壊滅的な状況になっていたかもしれません。幸い、銃弾を使わなければならないような状況にはならずに済んだようですが、これは軍隊としては、まったく当てにならないということを、国内外に明らかにしてしまったのに他なりません。本来なら、十分な装備を持って現地に乗り込みますし、必ず補給路というのを確立します。銃弾に限らず、食料や水など、沢山の物が消耗品として日々、消費されるのですから、当然です。普通、軍を進める時には、先遣隊を進めて領域一帯を確保し、その後に本部隊を進めて、それと同時に後方との間に補給路を構築します。そういうことをしながらでないと、軍を進めてもすぐにやられてしまうからです。これは常識だと思います。にもかかわらず、韓国軍は銃弾の不足という事態を招いてしまったようです。これは、国際的に見れば、大変に恥ずかしいことなのです。第一に、信用されません。『玉切れ』を起こすような軍隊は、どこでも当てにされません。それはすなわちもう戦えないということであり、戦えない軍隊は軍隊ではありません。下手をしたら敵の捕虜になり、自分達の重荷になってしまうかもしません。これは軍隊として、致命的なことなのです。

そういうとても恥ずかしい事態だから、韓国政府は、『別に足りていなかったのではなくあくまで予備』とかいう言い訳をしていたのです。日本では『要請しておいてお礼も無しかよ』という批判が巻き起こりました。まあそれは確かにそうなんですが、韓国が日本に何かを要請しなければならなかったということの恥ずかしさを考えてみれば、よほど悔しいんだろうし、よほど切羽詰まっていたんだなということに思いを馳せ、ここは大人になったほうがいいでしょう。日本としては、即座に銃弾を提供するという大人の対応をしたので、よかったのではないでしょうか。それでも韓国は悔しさのあまり、『銃弾が本国から届いたら返す』と言い張りましたが、それなら単純に返してもらえばいいのです。

このような、韓国としては屈辱的なことがあったにもかかわらず、あっさりと現地が直接日本に緊急支援を要請したことを認めてしまったのは、いったいどうしたことだろうと、私はかなり訝しく思いました。何かおかしい。嫌な予感がする。これが一つ目でした。

次に『おかしい』と感じたのは今日です。韓国が、中国との同調をせず、『日本とは協力することもある』ということを言い出したのです。


靖国対応で温度差=中国との連携に慎重?

これはもう明らかに、韓国は日本からの何らかの支援を必要としているというサインだと、私は見ました。そうでなければ、靖国参拝であれだけ怒りの拳を上げたのに、こんなトーンダウンをするわけがありません。これには裏がある。そのように予想します。だから、嫌な予感がするのです。

さて、近々、韓国が必要とするであろう支援とは何か? ズバリ、IMF の査察結果公表によって生じる韓国からの外国資本逃避による外貨不足ではないでしょうか。韓国は、政府の負債の額が少なすぎるとして、去年から IMF の査察を受けていました。その結果が明らかになるのがもうそろそろです。おそらく、査察の結果がよろしくなかったのでしょう。それについては市場はある程度は織り込み済みだと思いますが、予想より悪い結果となった場合、外資がどっと韓国の資本市場から逃げ出すことは避けられないでしょう。その場合、ウォンは暴落します。韓国は以前から外貨準備高が不足しがちで、だからこそスワップ協定などを必要としていたのですが、今現在は、日本やアメリカのような強力な相手との協定がありません。唯一当てにできそうなのは中国ですが、中国の助けを借りるとなれば、韓国はますます中国に取り込まれることとなりますから、それは避けたいと考えたのではないでしょうか。そもそも、それを承知で日韓スワップ協定を切り、中韓スワップ協定を拡充してきたのですがね。

アメリカは、すでに査察結果を知っている可能性があります。何しろ IMF 本部はアメリカにあるのですから。IMF が『韓国ヤバいよ』ということを相談するとしたら、第一にアメリカでしょう。日本政府も知っているかもしれません。IMF への出資額は日本がアメリカに次いで2番目ですから。もしかしたら、すでに水面下で資金繰りの交渉は始まっているかもしれません。勘ぐれば、アメリカは、だからこそ、安倍首相が靖国参拝をして、韓国が日本に頼りにくくなることを見越して、『残念だ』というコメントを出したとさえ、見ることもできるのです。そして、日本は韓国からたかられたくないので、そうと知りながら、あえて安倍首相が靖国参拝をしたとも見ることもできます。そうだとしたら、安倍首相、なかなかやりますね。お見事。鮮やかすぎます。

これはあくまでも私の予感です。嫌な予感。当たらなければいいのですが。当たったら、日本にも多少の影響はあるでしょうし、それは日本も困ります。財政が困難な中、日本には韓国を助ける余裕はありませんし。アメリカにもありません。アメリカも借金まみれですし、それにオバマ大統領はアメリカ議会を掌握できていませんから、大統領がその気になったとしても、議会の承認を得ることは難しいでしょう。アメリカとしては日本に肩代わりさせたいのだけれども、日本が素直に従わない態度を靖国参拝で見せたので、オバマ大統領は激怒しているかもしれません。IMF の査察結果を待ちましょう。